1.牧山(まきやま)団地
標高150~250mに位置する、約10ha(100枚)の棚田の団地です。
東向き斜面で朝露の切れが早く、粘土土質で昔から地域で最も良食味米の団地とされています。
揚水は、保倉川(標高約120m)から最上部のため池(標高270m)まで超大型ポンプで汲み上げ、約100枚の水田に配水されています。
平成29年公社はこの団地の中で、13枚1.5haで作付しています。
2.石橋団地
標高200m~300mに位置する、約8haの棚田の団地です。
牧山団地同様、圃場の立地が良く、良食味・高品質米の団地とされています。
揚水は団地上部の山からの伏流水で、一旦数か所のため池に集められ、団地すべての水田に配水されます。
平成29年公社はこの団地の中で、18枚2.9haで作付しています。
3.仁上(にがみ)団地
標高200m~230m、保倉川沿いに基盤整備された団地です。
周囲の自然環境が良く、夏には多くの蛍が出現し、「ほたる公園」「ほたる橋」なども整備され、多くの見物客があります。
また、2月末の休日には、『ほたるロード』に合わせ、ほ場を利用した「雪ほたる」が出現します。
平成29年公社はこの団地の中で、14枚3.3haで作付をしています。
4.三竹沢(みたけさわ)団地
標高260m、地域では最も古く基盤整備された小区画な棚田です。
揚水は、小川からの取水で、直接水田に配水されます。
平成29年公社はこの団地の中で、14枚1.0haで作付をしています。
5.菖蒲(しょうぶ)団地
標高450m、菖蒲高原入口の整備された団地です。
(菖蒲高原には、ベルハウスやコテージが整備されています)
先般の長野県北部地震 では圃場に大きな亀裂が入るなど被害を受けましたが、現在はきれいに復旧されました。
標高が高くコシヒカリの作付限界(当地域での標高)ですね。
揚水は、長野県境の山からの伏流水で、一旦数か所のため池に集められ、団地すべての水田に配水されます。
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